2021年あけおめ!東京の名所、穴八幡

2021年あけましておめでとうございます。 新型コロナウィルスに気をつけながらのお正月ですね!とはいえ、できるだけいつも通りの年末年始を過ごし方をしたいのも人情。それに、海外に引越しを予定している私にとって、実家やきょうだいへの挨拶はやっておかなくてはならないことの一つ。密にならないように、1ヶ所に長居をしないように、玄関先でご挨拶をするにとどめました。 毎年新年にお参りしている神社、穴八幡(早稲田)への初詣も、今回は年末に済ませました。穴八幡は、間違いなく東京の名所だと思いますね。世間的にはどれくらい知名度が高いかはよくわかりませんが、昔から金運💴の神様として、特にご商売をされている人たちの間で親しまれてきたんだと思います。なにしろ、例年の初詣にはディズニーランドのスペースマウンテン並みに人が集まりますので。亡くなった祖父母の家の柱にも、この「一陽来復」の御守りがあったと記憶があるくらい、私の中ではポピュラーな神社です。 なにしろこの「一陽来復」御守りは、冬至から節分の時期だけにしか販売されません。家の中にお祭りする日時も方角も決まっています。冬至、年越し、節分のいずれかの真夜中に、その年の決まった方角に向けてお祭りしなければならないのです。 しかし、そのご利益は? それが…あるらしいんですよ。私の親戚は、宝くじ系で当てたらしいんです。それに、昔よく使っていた喫茶室のおばさんと世間話になったときに、「穴八幡はいいわよ」とのご発言。「何かいいことがあったんですか?」と尋ねると、ひと言…

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2020年お疲れさまでした

2020年は、間違いなく新型コロナウィルスの年でした。 感染症って社会を試していますね。特に新型コロナウィルスは、感染力が強く致死率はそれほど高くないが重症化する可能性があり、無症状でも感染させる危険があるという特質がある。自国だけが助かろうといくら金をかけても、世界全体からウィルスが消えなければ安全にはならないし、社会全体が協力して抑制的な行動をとらなければ感染拡大は止められない。つまり、近年社会的経済的強者と弱者の格差が大きくなっているけれど、強者が弱者を見捨てていては自分も助からないということです。 そんな中で見えてきたのは、危機的状況における世界のリーダーたちの力量でしょう。中国では、武漢での破滅的なレベルにあった感染拡大を行政の強制力によって抑え込みに成功しましたが、香港ではかなり暴力的なやり方で人権弾圧を加えました。アメリカでは、国レベルで人々の行動制限を徹底できず世界最大級で新型コロナウィルスの蔓延を許してしまったうえに、現職大統領が中間選挙結果を受け入れず社会の分断をさらに深めてしまいました。 日本では、コロナ対応としては世界的に見れば抑制できているようですが、対応が中途半端で場当たり的、実効性に欠ける対策や後手に回った対応がいくつかありました。背景には、政治主導が強くなりすぎて、司法、メディアによる牽制が働かなくなったことがあるように思います。その結果、政治家による縁故主義や、行政における記録の改ざんや隠ぺいを招くことになりました。今年は、長期政権を誇った安倍総理大臣が…

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渡航準備編④ VISAが下りました!

(写真はお世話になったHAO中国語アカデミー池袋校です) 予防接種は終了、フライトも確保、そして先日VISAが下りました。パスポートには、顔写真付きのVISAがべったりと貼り付けてあります。あとは、役所に転出届を出し、引越しを済ませ、PCR検査を受けて、空港に行くだけです。 そして、渡航の準備と同時に、日本での生活の店じまいも進めてきました。 1年間通った台湾華語のレッスンは先月末で一旦終了。マンツーマンでちょっとお高かったけれど、本当に楽しかった。デパートでは中国語の館内アナウンスが普通に流れていますが、今では何となく何を言っているのかわかるようになりました。学習の腕試しに、11月にはTOCFL(台湾華語測験)を受験!結果は未だ来ていませんが、ヒアリングが難しかった・・・💦 原則週3日通ってたカーブスは11月末で退会。定期的な運動は、どうしても家でじっとしてしまいがちな主婦にとって、大切な習慣です。特に今年はコロナで突然の休業があったりして、コーチの皆さんもメンバーさんたちも手探りで危機を乗り越え、日常を取り戻した感がありました。本当にお世話になりました。台北にもカーブスはあるので、できれば続けたいと考えています。 週1回のテニス。もう10年近く通っていましたが、12月末で退会しました。同じクラスの仲間とも長い付き合いで、コロナが蔓延する直前だった年初に新年会をやりましたが、懇親の機会はそれが最後になってしまいました。皆さん残念がってくださって、本当にありがたいことです。また戻ってきま…

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渡航準備編③ すまいと引越し

VISA取得、健康チェックと同時進行で準備しなくてはならないのが、引越し。 子供が小さかったり自宅を引き払っていく場合の海外への引越しってものすごく大変なんだと思いますが、私たちの場合は留守宅をそのままにしておけるので、その点は楽です。おまけに、台湾の賃貸物件はたいてい家具や大型家電が付いているので、身の回りの必要なものだけ持って行けば、すぐに新生活をスタートできるようです。 住まいについては、先に単身赴任した夫にお任せして決めてもらいました。本当だったら、私も一緒に見て決めたかったんですが・・・。台湾には日系の不動産仲介会社が出張っているので、日本人向けの物件の中から予算や希望に応じて選ぶことができました。面白かったのは、それぞれの物件ごとに家具や間取りにすごく特徴があって、物件のオーナーさんの趣味や好みがもろに反映されているところ。日本の賃貸物件は、エリアや駅からの距離、築年数、階数、間取り等の条件で判断することになりますが、台湾では、それにカーテンや家具、家電の有無やセンス等も判断材料に加わります。 夫が現在の物件を選んだのは、市の中心エリアで駅から近く、眺望が良くて通勤に便利だったということが決め手だったそうですが、ただ一つ最後まで迷ったのが間取り。オーナーさんが改造を施した謎の部屋があり、それをどう考えるか、ということでした。その部屋は、リビングとパーテーションで隔てられたスペースでしたが、床下収納を作るために床自体を底上げしているので、床が一段高いのです。要は、部屋全体に大き…

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渡航準備編② VISA取得とフライト

新型コロナのせいで、海外渡航環境は激変です。なにしろ、国際的な往来が自由にできなくなってしまったんですから!台湾も同様で、日本から最も近くて身近な国だったのに、到着後14日間の検疫隔離をしなくてはなりません。 当初は、夫が既に住んでいる台北市内のアパートメントで隔離生活ができると踏んでいたのですが、日台交流協会台北事務所に確認したところ「不可」とのこと。少なくとも、バス・トイレが別でなければ同居しながらの検疫隔離はできないそうです。台湾当局のコロナ対応は徹底していますね。。。 となると、ホテル隔離しかありません。やむなく、夫も到着後の隔離期間お世話になった「Sホテル(S酒店)」に予約を入れてもらいました。https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/164399/164399.html 台北市でも最近はビジネス往来が増えて、隔離用ホテルは結構予約が埋まってきているそうです。 一方で、台湾への入境VISA取得の日程が具体的になってきたので、出発日程を確定させました。東京⇔台北便を始め、国際線は便数が激減しているんですね・・・。さらに、機内も空席を作って距離を取っていると思うので、本当に1年前までのあの賑わいが嘘のようです。また、海外旅行の楽しみとして空港内DFSでのお買い物があると思うんですが、羽田空港国際線ターミナル(T3)のショップ・レストランは4月以降ほとんどがクローズしています。運輸関連の業界が深刻な状況にあるということが、ほんとうによくわかりました。 そし…

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渡航前準備編① 健康チェック編

10月の終わりに夫に居留証が下りて、さて次はいよいよ自分自身の渡航です。通っていたジムや語学学校の退会手続きや銀行関係の整理を進めると同時に、日本に留守番で残る大学生の子供がスムーズな「下宿生活」ができるように家の中を片づけていかなくてはなりません。また、不慣れな海外生活に備え、健康面のチェックや予防接種も必要です。 渡航を前にどんな準備が必要なのか、初めてのことだけに手探り状態ですが、記録のためにも何回かに分けて書いてみたいと思います。なお、現在進行形であることと、コロナ禍による特殊事情があることはご承知おきください。 まずは、自分自身の健康状態のチェック! 6ヶ月以上海外に赴任する予定の人の健康診断は義務ということらしいですが、帯同家族もできるだけ受けることを推奨されているようです。私も去年までは会社員でしたので、年1回の人間ドックはきちんと受けておりました。ただ、海外に渡航するつもりで退職してしまった今年は未受診。夫の会社の補助が出るので、この「渡航前健康診断」で済ませちゃおう!と思っていたら。えらい簡単なメニューで、ちょっと焦っています。胃の検査やらないの?腹部のエコーは?幸い(?)、これまでの人間ドックで再検査になったりして自分の健康のどこに問題があるかはわかっているので、必要だと思う項目は区の補助などを利用して受けました・・・。 人間ドック以外で重要なのは、歯ですね。3ヶ月ごとに定期健診に通っていたので、タイミングよく診てもらうことができました。私は夜マウスピースをして寝る…

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台湾に向けて準備を始めました

ついに、ブログタイトルに「台湾」の文字を入れました。 夫の台湾赴任が決まり、同行するつもりで会社を退職したのが昨年の秋、そして、新型コロナウィルスが世界で報告されたのが昨年末のこと。その後、世界はあっという間に様変わりし、リモートワークとかステイホームにいきなり突入してしまいました。夫は本来、3月か4月には台湾に転勤するはずだったのですが、コロナのせいで世界中がフリーズしてしまい、渡航も難しくなってしまって、一時は転勤自体どうなるかと心配していたところでした。しかし9月にようやく実現、彼はコロナの抑え込みに成功していると言われている台湾に旅立ってゆきました。 台湾での防疫体制は、事前にいろいろと調べてはいたんですが、すごくしっかりしていたとのこと。渡航3日前以内の「PCR検査陰性証明書(英文)」が必要で、到着後もPCR検査をし、台湾当局指定の携帯電話番号の入ったSIMを入れなくてはならず、防疫タクシーを使って移動して隔離専用のホテル(事前予約済み)にチェックインし、14日間の隔離生活を送らなければなりません。ホテルでは、朝昼晩の3食お弁当が届けられたそう(もちろん宿泊食事は有料)。2週間日替わりで、台湾式と西洋式の2種類から選べたみたいです。部屋からは出られませんが、シーツはリクエストすれば替えてくれて、ゴミは防護服を着たスタッフが毎日集めにきてくれたとのこと。毎日存在確認の電話があり、外出でもしようものならGPSでばれちゃうそうです。 そして2週間の隔離期間が終了し、発症していなけ…

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台湾ドラマ「妳有念大學嗎?(Hello Again!)」を観終わりました!

ゆるゆると台湾華語を学び始めて10ヶ月、まだまだ初級レベルですがもっと頑張りたい!上達するには、ハマる人も多いと言われている台湾ドラマはどうだろう、ということで、お話が複雑じゃなくて単純に楽しめそうなドラマを探しました。音声も字幕も中国語で、できれば無料で観てみたい。。。 そこで見つけたのが、これ。「妳有念大學嗎?」 日本語で、「大学に行かなかったの?」。台湾人の先生によると、この「有」の使い方には台湾語の影響があるんだそうです。 ストーリーはラブコメ、90分×全16話。結構頑張った。台湾のテレビは基本的にすべて字幕付きだそう。音声だけだと挫折していたかもしれなかったけれど、中国語字幕のおかげで何となく言っていることがわかり、内容もとても面白くて、最後まで楽しんで観ることができました。 ***** 主人公は常可艾(チャン・カーアイ、音だけだと「いつも可愛い」と同じ意味)という女子。高校では常に首席で表彰されるくらい頭が良く、K大学にもトップの成績で合格していたのに、叔父が莫大な借金を作って逃げたため母親が返さなくてはいけなくなり、進学を断念。先生や友人達から姿を消します。 もう一人の主人公は陽一浩(ヤン・ツーハオ)という男子。高校の同級生で、何かというと常可艾に絡んでからかったり邪魔をしたり、まあ、つまり好きなわけです。キレた彼女が「もし自分と同じ大学に合格できたら1年間かばん持ちをしてあげる」と宣言したため、俄然やる気を出し猛勉強の末K大学に合格するのですが、入学してみたら彼女が…

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退職後の費用は侮れない!

ザッバーンと荒波にもまれる人生が始まりましたよ。 定年退職や早期退職に関する書籍って本当にいっぱいあって、私も昨年退職するにあたり、自分に当てはまりそうな本をいろいろと探しました。失業保険ってどうやって受け取るのか、サラリーマンを辞めて収入がなくなった後、どんなことにお金がかかるのか、といったことが書かれています。でも、読んでもすぐにピンとこないんですよね。典型的なケースとして「60歳で定年を迎える妻と子供を二人を扶養するサラリーマン(=男)が、完全に退職するか再雇用を選択するかでこんな風に違ってくる」みたいなのはあるんですが、「30年以上勤め続けたサラリーマン(=女)が定年の5年前に早期退職する場合、夫の扶養に入るならココに注意」なんていうのは事例としてないわけです。とにかく色んなケースがあるので、辞めてみないことにはわからない。 そこで、辞めて、調べて、やってみてわかったこと。それは、「本当に辞めてみてやってみなければわからない」ということでした。 たとえば「失業給付金」の受給。退職時に会社からもらったパンフレットを頼りに、翌月さっそくハローワークに行ってみました。すると、「自己都合退職」だから給付金の受給開始まで3か月あると思っていたら、居住している地域が前年秋の台風による激甚災害指定により特例措置の対象となっていたため、開始時期は1か月後。早くいただけるのでありがたかったのですが、想定していなかったのでちょっと慌てました。さらに、研修を受けながらじっくり仕事を探そうと思っていた矢先に…

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新型コロナが見せる本当の世界

緊急事態宣言が解除されてから約ひと月が経ちましたが、ここにきて、新型コロナの感染が再び拡大してきたようです。つい3か月前には学校閉鎖だ緊急事態宣言だと国を挙げての戦闘態勢だったのに、今ではすっかりコロナ慣れしてしまい、どこもかしこも人だらけです。日本の感染症対策は、検査数も少なく、どことなくちぐはぐで、とても成功したとは言えないと思うのですが、世界規模で見た感染に比べると破滅的といったレベルではない。それが、この奇妙な安心感を産んでいるのでしょうか。どこからどう見ても休業要請解除による感染の再拡大なのに、すっかり乗り切ったような気分で来るべき第2波への警戒ばかりを気にしているというのは、やっぱりおかしいと思います。 コロナ前、私たちは、満員電車に揺られて出勤し、あるいは学校に集まって授業を受け、飲食店でご飯を食べて、カラオケで飲んで歌って遊びました。映画や芝居を観に行ったり、音楽やスポーツなどのイベントをごく普通に楽しんでいました。休暇には国内や海外に旅行に行くこともできました。 それが一変しました。今後、私たちはコロナ前とまったく同じ生活はもうできない。変えなくては、変わらなくては生きてゆけないのです。 コロナは、私たちに隠されていた現実を見せてくれました。まずは、日本の行政力の情けないほどの弱さです。疫病という国民の命がかかった厄災に対し、日本は科学的で組織的、かつ機動的な働きができませんでした。政治家の思いつきのようなパフォーマンスを許し、ずさんな業務委託に依存していることが露呈し…

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アベノマスクに心がモヤつく理由

つい先日、我が家にも届きました。安倍総理が「布マスク2枚」を全国5000万世帯に配布すると発言したのは4月1日のこと。ほぼ2か月経ってようやく届いたわけですが、東京都は全国でも早い方だと聞いています。実家の話では、世田谷区の一部では総理の発言からすぐに届いたというから、ごみや髪の毛の混入発覚がなければもっと早くに届いていたかもしれません。 やっと届いたマスクですが、さてどんなものかというと。写真上がコロナ前に市販されていた大人用不織布マスク。下がアベノマスク。安倍総理や今井秘書官らが自ら着用モデルとなっているのでわかると思いますが、・・・やはり小さいですね。 周りの誰に聞いても「使わない」と言います。寄付する、リメイクする、大事に取っておく、いろいろですが、自ら使用するという人は稀。街で着用している人を見かけることもない。・・・あ、一人いたかな。駅で。 私も使わない。本当のことを言うと使いたくない。・・・なんだろう、このマスクに対する複雑な気持ち。いい機会なので、この気持ちを整理してみようと思います。 まずはデザイン。昭和テイスト満載です。私が子供の頃に家にあったマスクと同じ。この40年間、春先に多くの日本人が苦しめられる花粉症対策を背景に、鼻口をふさぎ湿気のこもる平面デザインから、呼吸や化粧崩れにも支障のない立体的なデザインへと進化しました。その性能とコスパは、春節で来日した中国人観光客が、段ボール単位で購入していくほどの折り紙付き。それなのに、なぜま…

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新型コロナ対応とリーダーたちの「発信スキル」

新型コロナの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令されて早1か月。薄々感じてはいましたが、やっぱり延長することになりましたね。3月の突然の休校措置、突然の布マスク2枚配布と発注先疑惑、補償対応を後回しにした「休業要請」・・・。ちぐはぐな対策が思いつきのように繰り出されて、1ヶ月で目に見える効果を上げるはずが、結果、案の定「よくわからない」状態が続いています。 日本の対応方針って、大きくは間違っていないと思うんです。でも、方針から戦略、戦略から戦術となると、どうも心もとない。感染症の収束対策と収束後の経済復興(オリパラ含む)の二兎を追う、兵站(医療資材、医療人材)を軽視する、挙句に布マスク2枚を5千万世帯に配ると言って、未だ実現できていない・・・。まあ、言いたいことは山ほどありますが、それは後世にしっかり評価されることを期待したいと思います。 それよりも気になっているのは、普段よりも前面に出て国民、市民に自分の言葉で語りかけなくてはいけなくなった、国や自治体、そして専門家のリーダーたち。いつも思うんですが、日本ってどうしてハッキリとした指示が出せないんだろう。ロジカルにわかりやすく表現することが下手ですよね。 たとえば「3つの密」。3つの密がそれぞれ何を指すかはすごくわかりやすいんだけれど(密集・密接・密閉)、「3つが重なる場所は避けましょう」となると、3条件が重ならなければ大丈夫!ってことになりますよね。でも実際は、人と人との距離を空けること、それが難しければその時間を短くすることが重要…

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コロナの春、外出自粛の日々

いつの間にか散ってしまった今年の桜。新型コロナウィルスのせいで、世の中はすっかり変わってしまいました。 「外出を控える」がいったいどんなことなのか、実際にやってみるまではわからなかった。私は去年末で会社勤めを辞めてしまったのでハウスキーピングに徹することができますが、もし続けていたらどうなっていたでしょうか。共働きの皆さん、特に学童期のお子さんのいらっしゃる方のご苦労を想像すると、本当に頭が下がります。 緊急事態宣言に基づく行動制限がスタートしてから、平日休日関係なく家族4人が一日中自宅内にいる状態が始まり、2週間が経過しました。以前に比べると、だんだん生活リズムができてきたように思います。以下、書き留めておきます。 夫はリモートワーク、大学生長男は大学の授業とバイトとネットフリックスのドラマ鑑賞、大学生なりたての長女は買ってもらった新しいスマホでユーチューブ、そして授業履修に四苦八苦です。みんなノートPCやスマホを使って作業をしています。 朝は出勤していた時と同じ時間に起床し、朝食を食べ、簡単に掃除をします。9時半に近くスーパーが開店するので、1日分の買い物をしてしまいます。夕方に行けば安売りがありますが、朝一で行く方が空いているのです。子供たちは朝起きてこないことがほとんどですが、昼食と夕食は4人揃っていただきます。したがって、食材や日用品の買い物は確実に増えています。 自粛開始当初は、暇な時間にケーキやパンを焼いたりしていましたが、家から出られず運動ができないこの環境下では相当…

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続 受験の後も人生は続く

1ヶ月ほど間が空いたブログです。 前回、娘が浪人することについてあれこれ考えた結果、彼女の選択を尊重して支援していくことを書きました。3月に入り、コロナウィルスのせいでかなり省略された卒業式を済ませ、予備校への入塾手続きも完了。ところが、3月も終わらんとする頃になって、第2希望だった大学から補欠合格の通知が来たのです! そんな奇跡みたいなことって、本当にあるんですね・・・。あわてて入学手続きを済ませ、娘は晴れて大学に滑り込むことができました。とはいえ、引き続き外出自粛や休校措置は継続しているので、大学のオリエンテーションも新歓イベントもすべて休止。同学年に誰がいるのかもわからず、かわいそうではあります。 この新型コロナウィルス禍は、世界を変えてしまうでしょう。今はとにかく、感染による被害を最小限に食い止めることが重要で、全力で取り組まなくてはなりません。感染力が強いから、自国だけが収束に成功しても、世界のどこかで蔓延していたら意味がない。私たち人類は、生き延びるため行動様式を変えなくてはいけなくなるかもしれません。社会も文化も経済も、去年までの常識が通用しなくなるのではないか、そんな気がしています。

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受験の後も人生は続く

娘の大学受験が終わりました。滑り止めには引っ掛かりましたが、希望する大学は全滅。結局彼女は浪人を選びました。 こればかりは親にもどうにもできませんね・・・。 最初は浪人生活の辛さ、デメリット、リスクを語り、進学した場合の将来性や可能な選択肢を提示したのですが、本人にその気がなければ、早晩行き詰まることも見えていました。見ないようにしていた自分の甘さが、最後にしっかり現れた受験結果でした。 やり直したい、もう一度チャレンジしたいというのが、彼女の出した結論。彼女の人生ですから、あとは自分の力で頑張れ、と言って背中を押したいと思います。 子供が悩んで悩んで成長しているのを見るのは、心配であると同時にどこか嬉しいものですね。努力が実ってストレートに希望をかなえていければいいのでしょうが、人生努力したって手に入らないものはあるし、理不尽な理由で辛い思いをすることだってある。今世界的な問題となっている新型コロナウィルスは、確実に人々の人生を変えています。何が起こるかわからないけれど、あとから最善の選択だったと思えるように、力を尽くしていくことが大事だと思いました。

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女子社員30年の変遷

上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください! - 上野 千鶴子, 田房 永子, 田房 永子 「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」(大和書房)という本を読みました。対話している上野千鶴子先生は1948年生まれの団塊の世代、漫画家の田房永子さんは団塊ジュニア、1978年生まれです。お二人の話には、「そうそう、そうよね!」と共感することも多かったのですが、私は彼女たちのちょうど真ん中の世代。自分自身の経験を挟むと、お二人の世代間ギャップが埋まる感じがして、面白く読むことができました。 田房さんは、母親から「手に職をつけろ」「仕事を持て」と言われると同時に「結婚して子供を産め」と言われ、どうすりゃいいんだ!と反発したといいます。これは、彼女よりちょっと上世代の私も同じでした。高卒で専業主婦だった母が娘である私を4年制大学に進学させてくれたのは、娘に経済力をつけさせたかったのだろうと感じていました。折しも当時はバブル経済真っ盛り。しかし実際のところ、女子の就職は必ずしもよいものではありませんでした。 まず、短大卒の女子に比べ大卒女子の就職は相変わらず厳しかった。男女雇用機会均等法が施行され、これで女子も腰掛でなく、男子並みに働くことができるんだという意識が広がりました。好景気に沸く企業もこぞってコース別採用という制度を作りましたが、男子と同じ総合職コースで採用される女子は超エリート。総合職採用が100名あったとすれば、そのうち女子は2~3人といったところでした。で、その…

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歯が割れた話

(写真は本文と関係ありません♪) 歯科医に通ってます。昨年の秋のことでした。何か奥歯が痛むなあ、虫歯かなあと思って、かかりつけの歯医者さんに診てもらいました。そしたら何と!歯が割れていたのです。それも根元まで縦真っ二つに!あまりにも見事に割れていたので、いったいどんな負荷がかかったらこんな風になるのかと、感心してしまいました・・・。 結局割れた歯は抜かざるを得ず、そこだけぽっこり歯抜け状態となりました。 さて、これからどうするか。ダミーの歯を入れてブリッジにするのか、インプラントにするのか、いずれにせよ退職したばかりなのにお金がかかるなー(苦笑)とそれなりの覚悟はしていたのですが。 実は、私の強すぎる歯の咬み合わせについては、以前からさんざん指摘されてきたところでした。寝ている間も歯を食いしばっているらしく、摩耗し削れているうえに、すでに私の歯には縦に何筋ものヒビが入っているとのこと。ネットで調べると、いわゆる「ディープバイト」というものらしい。歯医者さんは、抜けた部分だけをどうこうしてもまた同じことが起きますよ、根本的に治していかないと別の歯が欠けたり割れたりするリスクは高いですよとおっしゃいます。 これを矯正するためにいろんな方法があるみたいなのですが、私の歯医者は奥歯全体を嵩上げして深すぎる咬み合わせを緩和させる方法を提案してきました。奥歯の上下左右4本ずつ計16本(正確には1本抜けているので15本)の歯を芯だけ残して削り、一本一本に金属を被せて補強した後、その上から正しい咬み…

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「人生100年時代」の罪

リンダ・グラットン先生の「LIFE SHIFT」の表紙に踊っていた「人生100年時代」というキーワード、すっかり定着しているようですね。 グラットン先生のおっしゃることに異論はなくその通りだとは思うけれど、でもこの「人生100年」って言葉がすごくイヤ。なんでこんなに嫌な感じなんだろう。 かつて定年は55歳だったけれど今は60歳。さらに70歳以上でも「働ける」ようにしていくとか。長生きする人が増えたので、年金制度が破綻しないように定年制を廃止して、健康な人はいつまでも働いてくださいね、ということですね。わかりますよ、私も個人的に、人間としてそうありたいと思います。 でもね、それを制度を作る側が前提にしちゃいけないんじゃないか。だって今の現場には、60歳を超えたシニア社員がいつまでも生き生きと働けるような環境もマインドもありません。企業は、制度上定年が60歳に延長されたことについていくだけで精一杯で、これからどんどん増えるであろう高齢社員をどのように処遇し活用していくかといった対応も、ままならないのが現状だと思います。 こんな私でも、自分は比較的仕事に意欲的に取り組む方だと思っていたし、ストレス耐性もある方だと思っていました。でも45歳過ぎた頃から、自分がだんだん保守的になっていくのがわかってきます。記憶力や判断力の減退を自覚するようになります。そして、業務上の進め方にしろトラブルにしろ、このパターンならこう、あのパターンならこう、というように、過去の経験に当てはめた解決方法を使うよう…

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専業主婦への道

あけましておめでとうございます。2020年、新年がスタートしました。 会社員生活30年にいったんピリオドを打ち、無職となった私に課せられた次なる挑戦は、「夫の扶養に入ること」。面倒くさそうな手続きが待っています。 去年の正式な退職日に、会社に行って「退職オリエンテーション」に参加してきました。といっても、当月退職したのは私一人。人事×2対私で、一応和やかなムードでしたが・・・。 きっと「会社が人手不足で忙しいときに戦線離脱するなんてなあ」と思われていたんだろうなあ。でも仕方ないじゃない、こっちにも事情があるんだよ!と思いつつ、ひたすら低姿勢で「本当にお世話になりました」「ありがとうございました」です。 何か質問はありますか、と聞かれても何を聞いたらいいかもわからず、税金や退職金について説明を受けてハンコを押して、30分くらいで終了してしまいました。 会社への所属から離れると、「年金」「健康保険」「税金」は自分自身で手続きしなければならないんですね。就職した22歳からずっと会社にお任せしてきたわけですが、これからはしっかり管理しないといけません。とりあえず「離職票」を持って、雇用保険の受給手続きにチャレンジしたいと思います!

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退職後に必要なもの

退職して1ヶ月半が過ぎました。結構規則正しく過ごせているかな。朝・昼・晩のおさんどんに加え、週3回の運動、週2回中国語を習い始めて、何もすることなくてポッカリ。。。みたいなことは今のところありません。 会社から離れてみて改めて思うのは、自分の居場所の大切さ。会社勤めが生活の中心だった頃は当然職場が居場所だったわけですが、退職すれば別の居場所が必要になります。おじさん達が定年を迎えると、会社中心で趣味のなかった人が慌てて趣味探しに走ったりする話をよく聞きますが、これ、定年近くまで働いてきた女性にも似たようなことが起こると思うのです。 私の勤めていた会社で、周りの女性とそんな話をしたことがあります。会社の外にも自分の世界を持っている人も意外と多いんですね。子育てを通じたサークルに参加していたり、音楽やスポーツを続けていたり。私も、テニススクールに8年以上、ジムにも2年通っており、近所に知り合いができたのは居場所的にとてもよかったと思っています。 でも中には、自分の中で仕事が占める割合は95%なんていう人もいました。「仕事が忙しくて疲れちゃって、休日はずっと寝てるの。」うーん、人それぞれだけど、50歳過ぎてその働き方では体壊しちゃうよ・・・。 日経の記者だった野村浩子さんの『定年が見えてきた女性たちへ』によると、60歳定年までのカウントダウンが始まる50代中盤からが一番辛いそうです。かつて女性は、結婚、出産で仕事を辞めることが多かったが、そのようなライフイベントを乗り越えて働き続ける人は確実…

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