日本で新型コロナ再々々拡大、、、

毎日NHKワールドプレミアムを見ているんですが、大阪の1日の新規感染者数は1000人台が続き、東京も早晩感染爆発を迎えるであろうことがわかる状況になってしまいました。変異株による第4波の到来です。日本で暮らす家族たち、友人たちのことが本当に心配です。 幸いなことに、今のところ台湾は安全です。健康福利部が毎日発表している感染状況によると、1日あたりの新規感染者数はひとケタで推移、累計1,070例、死亡者11人(2021/4/16現在)とのこと。事例はナンバリング管理され感染経路も把握されており、最近の新規感染者のほとんどは海外からの入境者に限られているので、新型コロナは当局のコントロール下にあると言ってよいでしょう。なので、台湾に暮らす人々は、学校も飲食もイベントも国内旅行も、マスク着用や検温・消毒さえ守れば特段の制限なく活動できます。人気店の前の行列とか繁華街の人通りを見ていると、現在は国内経済だけでヒト・モノ・カネが回っていることを実感します。 しかし、現在台湾はビザの発行を制限しているので、観光目的による海外との往来はできません。台湾に住んでいる日本人、あるいは日本に住んでいる台湾人が自由に帰省することですら、とても難しくなっています。あの隔離制限措置は、行動の自由もさることながらとてもお金がかかります。小さな島国である台湾にとって、旅行等の人の往来でもたらされたはずの収入が減ってしまったことは、少なくない打撃だっただろうと想像します。つまり、新型コロナウィルスは、いくら自国だけ健康で…

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台湾のマスクいろいろ

台湾の新型コロナウィルス対策は世界的にも厳しいと言われていますが、普通に暮らしている限り、日本とそう大して変わりはありません。うるさいですけどね。NHKの国際放送を見ていると画面の上部に「マスクをしましょう」という政府広報(?)が流れていたり、スーパーでもしょっちゅう館内放送で「マスク着用をお願いします」とアナウンスされていたり。特に公共交通機関は、利用する時にマスクをしていないと改札を通ることすらできませんが、まあ駅は混んでいるし、レジの行列のソーシアルディスタンスは適当だし、窮屈に感じることはあまりないです。 日本と違うなと思ったのは、マスクです。日本のマスクといえば、カラフルなのは立体型のウレタン製や布製で、こちらを着用している人が割と多く、使い捨ての不織布マスクは白もしくは水色ばかりだったように思います。 台湾では、ほとんどの人が不織布マスクをしています。でも、色やデザインがたくさんあっておもしろい。クリスマスにはクリスマス柄の、春節にはおめでたい春節柄のマスクが売られています。「鬼滅の刃」の市松模様のもありました。故宮博物院の学芸員スタッフも、お揃いのデザインマスクをしていました。街中の薬局の店先には、こんな色とりどりのマスクが置かれていました。ひと箱30枚入りで200元から350元くらい、日本円で780円から1,350円といったところでしょうか。 日本でも、カラフルで素敵なデザインの不織布マスクが出てくると、また少し、人々の口元が賑やかになっていいんじゃないかと思います。 (追…

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検疫隔離期間終了、你好台灣!

ホテル隔離期間が終了しました!(パチパチパチ)ホテルからは、写真のように検疫修了証書と記念品としてアメニティグッズをいただきました。 とはいえ、あと1週間は警察から健康状態に関する質問がショートメッセージとして届くし、地下鉄(MRT)とバスには乗ってはいけない、とのこと。仮釈放みたいなもんでしょうか。それでも、外の風を感じられることは嬉しいものですね。やっと海外生活が始まったような気がします。 夫が先に入居して暮らしているアパートメントに到着し、さっそく荷ほどきして洗濯。お昼前だったので、そのあとは食事と買い物に出かけました。 最近台湾では新型コロナの感染者が徐々に増えて死者も発生しており、春節を控え「厳重警戒」が呼びかけられていますが、繁華街では人出も多く、ほとんどの人がマスクをして歩いています。マスクといえば、供給が逼迫して購買制限がかかっていた時期に、IT大臣オードリー・タン氏が市内薬局のマスク在庫がわかるアプリを市民に提供して話題になりましたが、今はどこのお店でも箱単位で買うことができるみたいです。公共交通機関に乗るときは、マスクをしなくてはいけません。地下鉄の改札にはサーモカメラが設置され、改札を通る人がマスクをしているかどうかチェックする人がいます。街のあちこちにポスターが貼られ、「マスクをしましょう」と大きく書かれたベストを着た人が歩いています。国民の自発的な行動に期待するのではなく、「ルールを徹底的に守らせる」のであれば、このような対応が必要ということですね。日本ではでき…

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台湾渡航編③ ホテルでの隔離ライフ

防疫隔離中は、基本食べて寝るだけの生活が続きます。部屋から外へは絶対に出られません。私が滞在しているこのホテルでは、食事が一日3食差し入れられるほか、必要なものやサービスに含まれているアイテムはフロントに電話すれば届けてくれるようになっています。ホテルスタッフは絶対に隔離期間中の部屋には入れません。物品は、各客室のドアの外側に設置された棚に置いて受け渡しをするようになっています。先日、洗面台の上のライトが切れてしまったのですが、フロントに言うと電球だけが届けられました。自分で交換してね、ってことですね。一方部屋から出るゴミは、やはりドアの外側にトレイが置かれており、そこに置くようになっています。つまり、隔離者はドアを開けるだけで廊下の外に出ることなく、物品の授受ができるようになっているのです。 食事・・・1日3食、時間は朝7:30、昼11:30、夕17:30。メニューは曜日ごとに決まっており、台湾式か西洋式かで選ぶことができます。分量が多いので完食は難しいんですが、おいしくいただいています。 水・・・あらかじめ400㎖ペットボトルが25本くらい置いてあり、足りなくなったら注文して届けてもらえます。コーヒーメーカーや電気ポットも部屋にあるので、結構使います。 タオル・・・使用済みタオルは部屋の中のバスケットに入れ、隔離期間終了後まで部屋の外には出せません。足りなくなったら清潔なタオルをもらえます。 ベッドリネン・・・シーツ等も汚れたら新しいものを届けてもらえるんだと思いますが、自分でベッ…

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台湾渡航編② 到着してから防疫ホテルまで

前回からの続きです。 私が搭乗した旅客機は、無事に台北の空港に着陸。その後、機体を降りてから入境審査を経てホテルに到着するまでは、ベルトコンベヤーに乗せられたような感じで手続きが進みました。 降機後すぐに、中華電信のプリペイドSIMを販売しているデスクが出ていました。台湾では検疫期間中、携帯電話番号を警察に登録しなくてはいけません。10日間や22日間などいくつか種類があったのですが、少なくとも検疫期間以降もしばらく使えるように、30日間1000元のSIMを購入。係りの人が、慣れた手つきでSIMをセットして動作確認までしてくれました。 さらに進むとまた別のデスクが出ていて、検疫対象者の登録をするように言われます。担当官が、パスポート、PCR陰性証明書、防疫ホテルの予約証明、そして先ほど購入した携帯電話番号などを確認しながらPCに入力し、「防範厳重特殊伝染性肺炎 入境健康声明及び居家検疫通知書」という書類を作成します。これには、防疫ホテルまでの交通手段も明記されています。ちなみに定められている検疫期間は14日間ですが、正確には丸14日間を経過したあとの24時まで、となるので、ホテル隔離に要する期間は15泊16日とのこと。思っていたより1日多かった。 検疫官による承認を受け、必要書類が揃ったかチェックを受けた後、ようやく入境審査です。とはいえこのご時世、入境する人はとても少なく、特に外国人のブースの前にはだーれも並んでいませんでした。同じ飛行機には他に何人かいらっしゃいましたけど、手こずって…

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2020年お疲れさまでした

2020年は、間違いなく新型コロナウィルスの年でした。 感染症って社会を試していますね。特に新型コロナウィルスは、感染力が強く致死率はそれほど高くないが重症化する可能性があり、無症状でも感染させる危険があるという特質がある。自国だけが助かろうといくら金をかけても、世界全体からウィルスが消えなければ安全にはならないし、社会全体が協力して抑制的な行動をとらなければ感染拡大は止められない。つまり、近年社会的経済的強者と弱者の格差が大きくなっているけれど、強者が弱者を見捨てていては自分も助からないということです。 そんな中で見えてきたのは、危機的状況における世界のリーダーたちの力量でしょう。中国では、武漢での破滅的なレベルにあった感染拡大を行政の強制力によって抑え込みに成功しましたが、香港ではかなり暴力的なやり方で人権弾圧を加えました。アメリカでは、国レベルで人々の行動制限を徹底できず世界最大級で新型コロナウィルスの蔓延を許してしまったうえに、現職大統領が中間選挙結果を受け入れず社会の分断をさらに深めてしまいました。 日本では、コロナ対応としては世界的に見れば抑制できているようですが、対応が中途半端で場当たり的、実効性に欠ける対策や後手に回った対応がいくつかありました。背景には、政治主導が強くなりすぎて、司法、メディアによる牽制が働かなくなったことがあるように思います。その結果、政治家による縁故主義や、行政における記録の改ざんや隠ぺいを招くことになりました。今年は、長期政権を誇った安倍総理大臣が…

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渡航準備編② VISA取得とフライト

新型コロナのせいで、海外渡航環境は激変です。なにしろ、国際的な往来が自由にできなくなってしまったんですから!台湾も同様で、日本から最も近くて身近な国だったのに、到着後14日間の検疫隔離をしなくてはなりません。 当初は、夫が既に住んでいる台北市内のアパートメントで隔離生活ができると踏んでいたのですが、日台交流協会台北事務所に確認したところ「不可」とのこと。少なくとも、バス・トイレが別でなければ同居しながらの検疫隔離はできないそうです。台湾当局のコロナ対応は徹底していますね。。。 となると、ホテル隔離しかありません。やむなく、夫も到着後の隔離期間お世話になった「Sホテル(S酒店)」に予約を入れてもらいました。https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/164399/164399.html 台北市でも最近はビジネス往来が増えて、隔離用ホテルは結構予約が埋まってきているそうです。 一方で、台湾への入境VISA取得の日程が具体的になってきたので、出発日程を確定させました。東京⇔台北便を始め、国際線は便数が激減しているんですね・・・。さらに、機内も空席を作って距離を取っていると思うので、本当に1年前までのあの賑わいが嘘のようです。また、海外旅行の楽しみとして空港内DFSでのお買い物があると思うんですが、羽田空港国際線ターミナル(T3)のショップ・レストランは4月以降ほとんどがクローズしています。運輸関連の業界が深刻な状況にあるということが、ほんとうによくわかりました。 そし…

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新型コロナが見せる本当の世界

緊急事態宣言が解除されてから約ひと月が経ちましたが、ここにきて、新型コロナの感染が再び拡大してきたようです。つい3か月前には学校閉鎖だ緊急事態宣言だと国を挙げての戦闘態勢だったのに、今ではすっかりコロナ慣れしてしまい、どこもかしこも人だらけです。日本の感染症対策は、検査数も少なく、どことなくちぐはぐで、とても成功したとは言えないと思うのですが、世界規模で見た感染に比べると破滅的といったレベルではない。それが、この奇妙な安心感を産んでいるのでしょうか。どこからどう見ても休業要請解除による感染の再拡大なのに、すっかり乗り切ったような気分で来るべき第2波への警戒ばかりを気にしているというのは、やっぱりおかしいと思います。 コロナ前、私たちは、満員電車に揺られて出勤し、あるいは学校に集まって授業を受け、飲食店でご飯を食べて、カラオケで飲んで歌って遊びました。映画や芝居を観に行ったり、音楽やスポーツなどのイベントをごく普通に楽しんでいました。休暇には国内や海外に旅行に行くこともできました。 それが一変しました。今後、私たちはコロナ前とまったく同じ生活はもうできない。変えなくては、変わらなくては生きてゆけないのです。 コロナは、私たちに隠されていた現実を見せてくれました。まずは、日本の行政力の情けないほどの弱さです。疫病という国民の命がかかった厄災に対し、日本は科学的で組織的、かつ機動的な働きができませんでした。政治家の思いつきのようなパフォーマンスを許し、ずさんな業務委託に依存していることが露呈し…

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アベノマスクに心がモヤつく理由

つい先日、我が家にも届きました。安倍総理が「布マスク2枚」を全国5000万世帯に配布すると発言したのは4月1日のこと。ほぼ2か月経ってようやく届いたわけですが、東京都は全国でも早い方だと聞いています。実家の話では、世田谷区の一部では総理の発言からすぐに届いたというから、ごみや髪の毛の混入発覚がなければもっと早くに届いていたかもしれません。 やっと届いたマスクですが、さてどんなものかというと。写真上がコロナ前に市販されていた大人用不織布マスク。下がアベノマスク。安倍総理や今井秘書官らが自ら着用モデルとなっているのでわかると思いますが、・・・やはり小さいですね。 周りの誰に聞いても「使わない」と言います。寄付する、リメイクする、大事に取っておく、いろいろですが、自ら使用するという人は稀。街で着用している人を見かけることもない。・・・あ、一人いたかな。駅で。 私も使わない。本当のことを言うと使いたくない。・・・なんだろう、このマスクに対する複雑な気持ち。いい機会なので、この気持ちを整理してみようと思います。 まずはデザイン。昭和テイスト満載です。私が子供の頃に家にあったマスクと同じ。この40年間、春先に多くの日本人が苦しめられる花粉症対策を背景に、鼻口をふさぎ湿気のこもる平面デザインから、呼吸や化粧崩れにも支障のない立体的なデザインへと進化しました。その性能とコスパは、春節で来日した中国人観光客が、段ボール単位で購入していくほどの折り紙付き。それなのに、なぜま…

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新型コロナ対応とリーダーたちの「発信スキル」

新型コロナの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令されて早1か月。薄々感じてはいましたが、やっぱり延長することになりましたね。3月の突然の休校措置、突然の布マスク2枚配布と発注先疑惑、補償対応を後回しにした「休業要請」・・・。ちぐはぐな対策が思いつきのように繰り出されて、1ヶ月で目に見える効果を上げるはずが、結果、案の定「よくわからない」状態が続いています。 日本の対応方針って、大きくは間違っていないと思うんです。でも、方針から戦略、戦略から戦術となると、どうも心もとない。感染症の収束対策と収束後の経済復興(オリパラ含む)の二兎を追う、兵站(医療資材、医療人材)を軽視する、挙句に布マスク2枚を5千万世帯に配ると言って、未だ実現できていない・・・。まあ、言いたいことは山ほどありますが、それは後世にしっかり評価されることを期待したいと思います。 それよりも気になっているのは、普段よりも前面に出て国民、市民に自分の言葉で語りかけなくてはいけなくなった、国や自治体、そして専門家のリーダーたち。いつも思うんですが、日本ってどうしてハッキリとした指示が出せないんだろう。ロジカルにわかりやすく表現することが下手ですよね。 たとえば「3つの密」。3つの密がそれぞれ何を指すかはすごくわかりやすいんだけれど(密集・密接・密閉)、「3つが重なる場所は避けましょう」となると、3条件が重ならなければ大丈夫!ってことになりますよね。でも実際は、人と人との距離を空けること、それが難しければその時間を短くすることが重要…

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コロナの春、外出自粛の日々

いつの間にか散ってしまった今年の桜。新型コロナウィルスのせいで、世の中はすっかり変わってしまいました。 「外出を控える」がいったいどんなことなのか、実際にやってみるまではわからなかった。私は去年末で会社勤めを辞めてしまったのでハウスキーピングに徹することができますが、もし続けていたらどうなっていたでしょうか。共働きの皆さん、特に学童期のお子さんのいらっしゃる方のご苦労を想像すると、本当に頭が下がります。 緊急事態宣言に基づく行動制限がスタートしてから、平日休日関係なく家族4人が一日中自宅内にいる状態が始まり、2週間が経過しました。以前に比べると、だんだん生活リズムができてきたように思います。以下、書き留めておきます。 夫はリモートワーク、大学生長男は大学の授業とバイトとネットフリックスのドラマ鑑賞、大学生なりたての長女は買ってもらった新しいスマホでユーチューブ、そして授業履修に四苦八苦です。みんなノートPCやスマホを使って作業をしています。 朝は出勤していた時と同じ時間に起床し、朝食を食べ、簡単に掃除をします。9時半に近くスーパーが開店するので、1日分の買い物をしてしまいます。夕方に行けば安売りがありますが、朝一で行く方が空いているのです。子供たちは朝起きてこないことがほとんどですが、昼食と夕食は4人揃っていただきます。したがって、食材や日用品の買い物は確実に増えています。 自粛開始当初は、暇な時間にケーキやパンを焼いたりしていましたが、家から出られず運動ができないこの環境下では相当…

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