NHKの取り組みにエールを!

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(地元台湾のニュースには日本の話題もよく出てきます。)

もともとあまりテレビを見る方ではなかったのですが、台湾での隔離生活においては、テレビはインターネットと同じくらい重要なツールでした。
私の隔離ホテルのテレビには、40くらいのチャンネルがありました。しかし、日本語放送はNHKの国際放送のみで、英語放送はCNNとアルジャジーラ、残りは中国語チャンネル。必然的に、NHKとCNNを見る時間が多かったです。

ちょうどバイデン新大統領の就任式が行われるタイミング。CNNのカメラは、去り行くトランプ前大統領を見送り、バイデン新大統領の就任式の模様をライブで伝えていました。
アメリカのすごいところは、新型コロナウィルスの対策に追われ、トランプ支持者の議会乱入という騒乱があったにも関わらず、あの大がかりな式典をしっかりと遂行しているところです。なんというか、荘厳でありながら格式張っておらず、画面が明るいんですよね。
参列者が着ていた衣装の印象もあるのかもしれません。カマラ・ハリス副大統領を始めとする女性参列者のスーツがビビッドな単色でマスクまで同色コーディネートしているところとか、一方で防寒第一のサンダース上銀議員の毛糸のミトンが話題になったりとか。
今回若き詩人アマンダ・ゴーマンさんによる詩の朗読も素晴らしかった。朗読が、こんなにも力強いパフォーマンスになりうるなんて、ちょっと考えられなかったから。
バイデンさんは最高齢の大統領になるわけですが、若く多様な属性を持つ人たちに囲まれてアメリカを統治するんだというメッセージが伝わってくる就任式でした。

朝は6時までに起きるようにしていました。日本との時差は1時間、「おはよう日本」(日本時間7時)を見るためです。その後の朝ドラ「おちょやん」「あさいち」くらいまではNHKを見て、あとは時間があれば夕方6時に「ニュース7」、夜8時からの「ニュースウォッチ9」も見ていました。
NHKの国際放送は、日本のプログラムとは異なり、見たい番組が同じ時間で組まれているわけではありません。「ねほりんぱほりん」とか「100分de名著」も見たいんですが、見られないんでしょうかね。

ただ、NHKニュースでトピックとして取り上げている、新型コロナウィルスと我々生活者に関する情報やレポートは質が高く、改めて素晴らしいと感じました。
日々の感染状況や医療現場、政治経済への影響だけでなく、感染した時に何が起きるのか、精神的にどんな風に追い込まれてしまうのか、コロナで仕事を失った人達のリアルな声、家族が感染したらどうなってしまうのか、また、感染を防ぐために何をどこまですればよいのか、健康維持に必要な情報、就活生の現状、子育て中の人へのアドバイス、などなど。
ニュースや情報番組の中で、様々な立場の様々な視点から発信がされています。

その報道姿勢は、「新型コロナ 命を守る行動を」(武田アナウンサー)にあらわれていると思います。
NHKに何ができるか。自分に何ができるのか。
この真面目な取り組み姿勢は、称賛に価すると思っています。

ハッキリ言って、NHKは予算と人事を国に握られている時点で、「政府広報」としての役割から免れることはできません。報道機関として「縛り」があるわけです。
しかし、報道番組や情報番組を構成する小さなレポートや「NHKスペシャル」、Eテレの番組などの中に、現場の心意気を感じています。

台湾からNHKにエールを送りたい。
これからも良質な番組を楽しみにしています。


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